観光・体験

女性の一生の願いを叶えられる場所「淡嶋神社」

紀北・和歌山市
 全国で初めて人形供養を始めた神社「淡嶋神社」は、毎年3月3日に全国各地から奉納されたひな人形と願い事を書いた形代(かたしろ)を乗せた小舟を、神島(友ヶ島)に流す神事「雛流し」で有名です。ここでは約2万体のお人形が境内の至る所にぎっしりと並べられています。毎年この日になると、全国各地からたくさんの女性が集まってきます。2021年3月3日、私は雛流しが行われる場所「淡嶋神社」を訪れました。
びっしりと並べられたひな人形
 雛流しの日、淡嶋神社の場所が海沿いにあるため、海風があたり少し冷たかったですが晴天に恵まれた居心地のいい1日でした。神事がスタートするのは正午からですが、始まる前から多くの観光客が淡嶋神社に続々と集まってきていました。年に1度の行事ということもあり、写真を撮る方がとても多かったです。コロナ禍での実施だったので、人との距離をできるだけ保ちながらお詣りしたり、境内に並べられているお人形たちを眺めながら神事が始まるのを待つ方が多く見受けられました。淡嶋神社の本殿の中には、今にもあふれてきそうなほどびっしりとひな人形が奉納されています。正午になり、巫女さんが淡嶋神社の本殿に現れ、雛流しで使う小舟に、まず願い事を書いた形代(かたしろ)をひらひらと撒きます。その後、本殿の中にあるひな人形を1体ずつ乗せていきます(ひな人形は1体1体小舟に乗せる前に、お客さんに見えるように掲げてから入れていました)。ひな人形を小舟に乗せたら、今年は加太観光協会の方たちが小舟を持って加太の海まで移動させていました(例年は、女性が小舟を持って移動させるのですが、コロナの関係で今年はそれができませんでした)。加太の海までは自分たちも徒歩で移動します。雛流しをする海の場所までは少し距離がありますが、間近で加太の海を眺めながら向かうので、とても気持ちがよかったです。加太の海は透き通っていて綺麗な青色をしているので、思わず何度も写真を撮りました。
雛流しの様子
 雛流しの場所に到着し13時ごろから雛流しがスタートしました。神職の祝詞奏上の後にひな人形と願い事を書いた形代を乗せた小舟が海に放たれます。小舟が海に放たれた時、「雛流し」を見に来ていた保育園児たちによる「うれしいひなまつり」の合唱が聞こえてきて、神事自体が優しい雰囲気に包まれたように感じました。ひな人形を乗せた小舟が神島(友ヶ島)へと流れていく様子を見ながら、写真や動画を撮る人、祈る人、手を振る人など様々な方がいて、それぞれが思いを馳せながら静かにひな人形を乗せた小舟を見送っていました。小舟が流れていくのを見ながら神職が途中で紙吹雪を撒くのですが、小舟に乗った様々な着物を着たひな人形の色と海の色、紙吹雪の色が合わさってとても美しく華やかな光景が広がっていました。来年も見てみたいなと感じる素敵な神事でした。
 
 淡嶋神社のご祭神少彦名命(すくなひこなのみこと)は「医薬の神様」であり、女性の守り神ともいわれています。女性の病気回復や安産、子授け、良縁のご利益があることから、多くの女性客が訪れ参拝されます。淡嶋神社の宮司さんは、「女性の一生の願いである子授けや良縁、女性の病気回復などを叶えられる場所です。またお宮参りでもたくさんの方が来られる神社です。女性に優しい神社ですので、ぜひお越しくださいね。」とおっしゃっていました。
 和歌山を観光される際は、「女性の一生の願いを叶えられる場所(パワースポット)」淡嶋神社を訪れてみてくださいね。

淡嶋神社
所在地   和歌山県和歌山市加太
TEL     073-459-0043
営業時間  [参拝・授与所]9:00~17:00(人形の受付は、9:00~16:00まで)
アクセス  [電車]加太駅から徒歩15分 [車]和歌山駅から30分
その他   人形受付ができない日→仏滅の日すべて、12/20~1/3、2/20~3/3

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